いや~、衝撃です!!
「どんなときもWi-Fi」

ハッキリ言って、ポケットWi-Fiの中では現時点で無敵です。一人暮らしなら、フレッツ光も要らなくなりますね。

ホントにスゴイ。

僕は、通信業界で働いているのですが、このサービスの出現は時代の節目だと感じています。
楽天にも期待していますが、少し先になりそうですし、もしかして大きなインパクトは無いかもしれません。
とにかく今、時代が動きました。

説明しますね。

「どんなときもWi-Fi」の衝撃

うちの会社は、全国で携帯ショップを運営する会社です。
僕は、地方で普段はメイン3キャリアの仕事をしています。
先日、事業部のトップと飲んでいた席で、その話は出ました。

「知ってる?無制限に使えるポケットWi-Fiがあるんだよ、んなときもWi-Fi」

はじめは、全く興味がありませんでした。
なぜならば、今更だれもポケットWi-Fiなんて欲しくないでしょうし、欲しかったとしても無制限は他にもあるからです。

「へ~、そうですか。でも”UQ”も”Yモバ”もあるのに、いまさら厳しくないですか?」と、僕。

当然の反応だったのでしょう。反論というよりも、説明するように
「いや、本物の無制限で全くの別物だから、コレにはちょっと勝てないよね」

本物の無制限?
ちょっと勝てない?!

モバイルデータ通信の弱点は、1月で「7ギガ」「30ギガ」とか、3日で「10ギガ」とか制限があるところ
「勝てない」と言うなら、まさか、通信制限のないサービスがあるのか、、(-“-)、、??

いや”(-“”-)”
そんなハズはない!!

なぜなら、MVNOは全て「ドコモ、au、ソフトバンク」から回線を借りて運営してるからです。
現在、全てのMVNOはキャリアから「本物の無制限」は許されておらず、「3日制限」の対象になっています。

つまり、今後誕生するMVNOも「3日制限」は必ず適用される筈です。

或いは、「WIMAX、Y!mobile(PHS)」が提供するのか???
いや、現時点でそんな話は聞かないし、立派に「3日制限」があるので、後続も従うはず。

ならば、、、どういう事なのか??

以上のことを、考えた上で答えが出なかったので、質問しました。

いや、でも3日制限とかありますよね?何が違うんですか?」
僕としては、業界の仕組みもある程度理解している事から、この時点で「本物の無制限」はあり得ないサービスと断定しています。
なぜならば、理屈で考えて「本物の無制限」は、誕生する筈がないサービスなんです。

上司は得意そうに答えました。

「いや、3日制限がないんだ」

(゚д゚)!!!
もうそこからは、衝撃の連続です。

僕 「え、マジっすか」
僕 「どこの回線使ってるんですか?」

上司「docomoとauとソフトバンクから、最適な回線を選択して通信をする仕組みなんだよ」

(゚д゚)!!!え~~~~、マスマスわけが分からん!!!
混乱するとはまさにこの事。

僕 「よく判りませんが、3キャリアのSIMが入っているって事ですか?」
上司「いや、クラウドSIMだからSIMは入ってないんだ」

”クラウドSIM”ってナニ?
もういい、後で調べよう。

僕 「いや、でも”なんとかSIM”だったとしても、3日制限はひっかかるでしょ!!」
上司「それが大丈夫なんだよ」
僕 「ホントにそんなサービスが出たら、業界の常識が変わっちゃうじゃないですか」
上司「そうなんだよ、ホントに困ったよね~」

業界に属する人間としては、衝撃のサービス出現です。

翌日、すぐに調べて色々と判りました。

  • 新しい「クラウドSIM」という仕組みを使った
  • 「本物の無制限」のポケットWi-Fi
  • で、価格が「従来のサービスよりも安い」
  • しかも「問題ない会社」が運営している

という内容でした。

いよいよモバイル通信も「本物の無制限」の時代に、、、。
ではせっかく調べたので、サービス詳細と仕組みの説明をしますね。

※「MVNO 」とは?「MVNO」の前に、「MNO」の説明をします。「MNO」とは、通信事業者を指します。ドコモやauやソフトバンク、それとWiMAXとY!mobile、PHSですね。彼らは総じて通信網を自社で構築し、保有しています。それに対して「MVNO」とは、自社で通信網を持っていません。バーチャル通信事業者です。VはバーチャルのV、仮想という意味です。「MNO」から通信網を借りて、仮想事業者として顧客にサービスを提供する。それが「MVNO」です。

「どんなときもWi-Fi」ってなに?

はじめに「どんなときもWi-Fi」のスペックを見てみましょう。

スペック

項目① 項目② 金額 備考
初期費用 事務手数料

3,000円

初月のみ

ランニングコスト

月額利用料

3,480円

2年契約
25か月目以降、3,980円
初月日割り計算
端末代金

無料

レンタル契約
解約時に返却必須

主な
サービス

 

通信容量

無制限

3日制限なし
通信速度

・下り 最大150Mbps
・上り 最大50Mbps

その他

お支払方法

・クレジットカード
・口座振替

契約違約金

・0~12ヶ月/19,000円
・13~24ヶ月/14,000円
・26ヶ月以降/9,500円
・更新月/0円

 

特徴

  1. データ通信が「本当の無制限」3日制限もなし
  2. 通信は「ドコモ、au、ソフトバンク」の電波が使える
  3. そのまま、「世界107か国で利用できる」
  4. 新システム「クラウドSIM」

これまで、固定回線以外で提供されていなかった「本当の無制限」を実現。
これだけでも凄いですが、「ドコモ、au、ソフトバンク」の回線を利用するので品質も折り紙付き。

国内だけでなく、海外にも自由に持ち運び出来て簡単に利用出来ます。

そして、申し込みから入手までがスピーディー。
最短で当日発送。

いや~いう事なしですね。

一応、他社比較をしておきましょう。
あまりご存じない方は、このスペックだけを見ても理解できないですよね。

他社比較|業界が変わるかもしれないサービス

主な「無制限」をうたっているサービスと比較します。

その他も色々ありますが、だいたい似ています。
結局、利用する回線が日本の通信事業者である以上、短期の通信制限が外せないんです。

サービス名 利用月額 通信制限
通信制限
短期制限
縛り
どんなときもWi-Fi

3,480円

無制限

無制限

2年間
WIMAX
※UQ WIMAX配下

3,480円~
6,000円

無制限

10GB/3日

3年間

Y!mobile

4,380円

無制限

10GB/3日 2年間

 

2019年10月1日から法改正があり、二年縛りの違約金を1,000円にしないといけないとか、キャッシュバックはいけないとか、色々と制限がかかります。

この表の縛りがどうなるのか?
また公表されたら更新しますね。

どんなときもWi-Fiの秘密|クラウドSIMとは

さて、「どんなときもWi-Fi」の心臓部、「クラウドSIM」とは何か?
を説明します。

一般的に、スマホでもタブレットでも、もちろんポケットWi-FiでもSIMが入っており、そのSIMがキャリアとの通信をしています。

←これです。

 

最初に理解しなければいけい事は、「SIMカード」とは「メモリーチップ」に「キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)との通信のカギ」を記憶している、カードであるという事です。

本当は形状は全く関係ないんです。
「通信のカギ」があれば良いんです。

つまり、SIMカードに書き込まれている「キャリアとの通信のカギ」が手に入れば、キャリアと通信が出来るという事になります。

「クラウドSIM」の場合、端末にSIMカードは入っていません。
「キャリアとの通信のカギ」がクラウドに保存されており、利用時に端末に割り当てられるようになっています。

ソフトバンクと通信させたい時は、「ソフトバンクの通信のカギ」を割り当てます。
すると、ソフトバンクのWi-Fiになります。


※イメージです。

ドコモと通信させたい時は、「ドコモとの通信のカギ」を割り当てます。
すると、ドコモのWi-Fiになります。

さて、そうなるとどんなメリットがあるのでしょうか??
そうです、「都合が悪くなればキャリアチェンジすればよい」のです。

おそらくキャリアの3日制限など、設備に負担のかかる通信の制限は、他の事業者と変わらずかかっているはずです。しかし「クラウドSIM」の場合、キャリアチェンジや利用情報のチェンジを、簡単に行う事ができます。

つまり、「本物の無制限」が実現するわけです。

他社が追随出来ない理由が、お分かり頂けたでしょうか?
また、海外への渡航の際も、勝手に海外のSIMが割り当てられます。
なので、そのまま持っていくと「現地のポケットWi-Fi」として利用出来るわけです。

新技術の「クラウドSIM」凄いですね。

どんなときもWi-Fiのデメリット

二年縛り

デメリットの少ないサービスですが、二年縛りはデメリットと言えるでしょう。

解約違約金は、けっこうお高めです。
やはり端末も0円なので、短期解約を防ぎたいのだと思います。

  • 0~12ヶ月/19,000円
  • 13~24ヶ月/14,000円
  • 26ヶ月以降/9,500円
  • 更新月/0円

2019年9月23日現在
各社10月1日から、縛りについては1,000円にするとか0円にするとか、情報が入り乱れています。
メーカーに確認しましたが、現時点で情報が無いらしく、リリースを待ってくださいとの事でした。

また分かり次第更新しますね。

端末はレンタルなので返却が必要

端末は0円で提供してくれますが、形式として「レンタル」です。

なので、返却の必要があります。

万が一返却が無い場合「機器損害金18,000円」と、なかなかの金額を請求されます。
携帯電話と違い、手にもって利用する物ではないので落としたりする事は無いと思いますが、「返却忘れ」は十分可能性があります。

気をつけなければいけません。

これも、数少ないデメリットの1つですね。

通信速度が、下り最大150Mbps

これは、昔から「光」や「モバイル」の通信にかかわってきた者として、言いたい事があります。

スペック上の「150Mbps」を遅いという人がいますが、遅くないです。

最大なので、150Mbpsなんて出ないですが、動画を見るにも全く問題ないスピードです。
ちなみに、我が家の「フレッツ光」のスピードを計測してみました。

下りで15Mbps。充分です。
ハッキリ言って、我が家の設備で10倍の150Mbpsが出ても、処理速度の問題で気が付かないと思います。

あえて「デメリット」として紹介しましたが、スペックが控えめなだけで実害はありません。
多くの人にとって、デメリットでは無いです。

なので、デメリットは上にあげた2点でしょうね。

「どんなときもWi-Fi」に乗り換えるべきサービス

フレッツ光

現在、フレッツ光は二種類あります。

「戸建て用」と「マンション/集合住宅用」、です。

「マンション集合住宅用」は、2,850円~です。
しかし、プロバイダを入れると、3,480円は超えるでしょうね。

「戸建て用」の場合は、4,300円~です。
プロバイダを入れれば5,000円は超えます。

どちらにしても、価格的には「どんなときもWi-Fi」が勝っています。

ただし、光電話、光TV、などのオプションを利用している方は難しいと思います。
また、マンションでも戸建てでも、二人以上で生活されている場合、固定されていないので誰かが持ち出すと使えなくなります。

逆に、全員で旅行に行くときに持ち運べるので、YouTubeを見ながら旅行にいけます。
オプションを利用されていないのであれば、検討の価値ありだと思いますよ。

オススメです。

ポケットWi-Fi

現在「ポケットWi-Fi」を利用されている方は、乗り換えた方がお得でしょう。

固定回線の代わりにご利用されているならなおさらです。
ちょっとしたデータ通信なら、スマホのテザリングで十分ですよね。

わざわざ「ポケットWi-Fi」を持つのであれば、無制限が絶対良いです。

少し雑談です。

「WIMAX」について。

利用していて不満ないですか?

そもそも「WIMAX」とは、通信の規格の名称です。「UQ WIMAX」とは、UQコミュニケーションズの提供する「WIMAX」の事です。

「WIMAX」の特徴を、ドコモやau、ソフトバンクが利用している「LTE」と比較すると、次の2点がよくアピールされています。

  • 電波が遠くまで届く
  • 通信速度が速い

事実です。
しかし、必ずしも「良い効果を上げている」とは言えません。

例えば、普通に携帯電話を利用していて、ドコモであろうがソフトバンクであろうが、エリア内であれば「電波が悪い」場所は少ないと思います。

しかし、「WIMAX」だと家の中やビルの陰、電波の悪い場所がたくさんあります。
理由は電波の違いにあります。

「WIMAX」の電波は、「サーチライト」のような電波です。
強い光を放つけど、直進性が強く影を濃く残します。

つまりそれは、電波の影です。

それに比べ、ドコモなどの電波は「街灯」のような電波です。
遠くへ届かない代わりに、広がりのある光です。

また、その分多く街灯を配置して死角を補います。

強烈ではありませんが、十分な明かりを提供しています。

「WIMAX」を利用されている方の不満は、恐らく電波の特性に原因があると思います。
家の中では窓のそばでしか入らない、とか移動中は不安定、とか都会なのにビルの陰で入らない、などですね。

なぜなのか?
それは、「サーチライト」のような直進する電波のせいです。

「Y!mobile」について

無制限に不満ないですか?

「アドバンスモード」で無制限になったのは良いけど、家で使えない。
エリア内なのに、全然つながらない。

ホントによく聞きます。

もちろん、理由があります。

実は、ソフトバンクグループは、買収によっていくつかの電波を持っています。
「アドバンスモード」は、その中でも本家ソフトバンクの「LTE」は利用させてくれません。
込み合うと困るからです。

なら、どの電波を利用するかというと「AXGP」という「TDD方式から発展したLTE」をあてがわれます。
そして、この「AXGP」以外の電波を使う場合は別料金になります。

さて「AXGP」とは、何の電波だというと、なんと「PHS」です。
もちろん「進化したPHS」です。

世代によっては、「マジで!!あの、むちゃくちゃ音が悪くてブチブチ切れるPHS?!」
という反応だと思いますが、その反応でそのまま認識して頂いて良いと思います。

つまり「アドバンスモード」への不満は、電波の選択にあります。
しかも、えらそうに10GB/3日があります。

なんか、騙してるようで嫌なんです。
しかもほとんどの店のスタッフが、この点を理解していない。
誠実なキャリアとは思えないんですよね。※ひとりごと

まとめ

良いサービスです!!
ホントに次世代を感じます。

自分を含め、多くの人を幸せにするサービスだと思います。

では

「どんなとき」に、この「どんなときもWi-Fi」を選択すべきなのか、アドバイスです。

  1. ポケットWi-Fiを検討中なら、迷わず「どんなときもWi-Fi」で間違いなしです。
  2. 固定回線を検討中なら、「どんなときもWi-Fi」を検討リストに入れるべし。
    持ち運びできるので、固定回線よりも便利に使えます。
  3. 今、固定回線を引いている方は「どんなときもWi-Fi」を検討するべき。
    フレッツのオプションを利用している場合は、注意が必要。
    一人暮らしなら、乗り換えて間違いない。
  4. 今、ポケットWi-Fiを利用している方は、「どんなときもWi-Fi」を検討するべき。
    「WIMAX」は電波の特性で、問題が多いです。
    「Y!mobile」の「アドバンスモード」は、誠実なサービスでは無いように感じます。

専門家がここまで勧めるサービスは、なかなか無いです。

今後、「本物の無制限」が色々と出てくる可能性はあります。
「クラウドSIM」を利用したサービスの展開も考えられます。

しかし、「本物の無制限」になった時点で「競争は終わり」です。
携帯電話が「カケホーダイ」になった時点で、通話料の競争が終わったのと同じ理屈です。

つまり、「クラウドSIM」で先行している「どんなときもWi-Fi」を選択しておけば間違いがないという事です。

ホントにオススメです。
くどいようですが、理由は、

「どんなときもWi-Fi」を選ぶ理由
  • モバイル通信が「本物の無制限」!!
  • ドコモ、au.、ソフトバンクの回線を使うので、「品質は折り紙つき」!!
  • 最新技術「クラウドSIM」採用!!
  • 「安い」!!

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